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​手錢美術館

手錢美術館は平成5年(1993)4月に開館しました。

  

展示室は江戸時代に建てられた米蔵と酒蔵を改装したものです。第二展示室は、酒蔵として万延元年(1860)に建てられた後、明治36年(1903)まで小学校の仮校舎として利用されておりました。

 第一展示室の企画展示では、江戸時代の作品を中心に、造り酒屋を営み御用宿でもあった手錢家に伝来する掛軸、屏風、刀剣、その他古文書等、日本の美術、工芸、文化を幅広く紹介いたしております。

第二展示室では、松平不昧公ゆかりの陶器・楽山焼と布志名焼、歴代小島漆壺齋の漆器など、島根県出雲地方の美術や伝統工芸を常時、数百点展示しております。

蔵の静かな空間の中で、出雲という環境の中で作り上げられた作品をゆっくりと御覧いただきながら、出雲地方の暮らしと文化について一層深く知っていただければと願っております。

開催中の企画展

皆様の美術館を目指して

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企画展 旅と行楽~むかしのおでかけ~

2024年9月6日(金)~11月30日(土)

手錢家に伝来する資料から江戸時代の『旅』と『行楽』を覗いてみる企画展です。

花見図屏風、燗コンロ、紫陽花蒔絵提げ重、手錢家当主夫妻が知人を誘って紅葉狩りに出かけ発句や和歌を詠んだ様子を記録した綴り、といった行楽に関する資料

江戸時代の地誌、名所図会、航路絵図、7代当主の妻が上方へ旅行に出かけるためにおこなった根回しの記録や旅の心得、案内図やパンフレットなど現代と変わらぬ発想で展開していた江戸時代の旅行関連資料

等々、50点余りを展示します。

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出雲の工芸

常設展示

常設展示室では、江戸時代中期から昭和初期までの出雲の工芸を展示しています。

江戸時代後期、茶人大名として有名な松江藩七代藩主・松平治郷(号 不昧)によって育てられた、楽山焼、布志名焼、歴代小島漆壺斎、小林如泥らの作品、江戸時代から昭和半ばまでの出雲の工芸品、日用品やお土産用の陶器といった雑器など、併せて数百点を常設展示しています。

(時節に応じて展示替えいたします)

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​​ご利用案内

​島根県出雲市大社町杵築西2450-1
*出雲大社から車で3分、徒歩10分

開館時間

9:00–16:30(17:00閉館)

入館料

大人:800円

団体:600円(20名以上) 

高校生以下:無料


休館日
火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始、展示替期間中

駐車場
20台

お問い合わせ

手錢美術館

島根県出雲市大社町杵築西2450-1

Tel/Fax: 0853-53-2000

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